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欧米豪を中心に、太陽光や風力をメインとした分散型電源の普及が加速しています。日本のように一極集中型の電源に頼るのではなく、各コミュニティに自立した電源を設置することでスマートエネルギーの活用を促進しています。

今後の世界は、重厚長大のエネルギーから抜け出し、分散型電源（DER）が普及していくことは間違いないでしょう。

日本は海外の事例を追いかけるため、いまから世界中の成功事例をインプットしておくことは強力な武器となると考えております。

当サイトは「いかに日本にスマートエネルギーを普及させるか？」を常に考えています。しかしながら現状の日本ではなかなかその機運が高まっているとは言えません。世界中の情報を集めることで、少しでも日本に文化が広まればうれしい限りです。

日本の電力事情は、東京電力・関西電力に代表される一般送配電事業者が力を持ちすぎているのは明白です。

日本国内にスマートエネルギーを広めていくためにも、大きな組織から個々人が高い意識を持って取り組みを進めることが求められています。

VPPとはバーチャルパワープラントの頭文字をとった言葉です。分散型電源をバーチャルで取りまとめ、あたかも一つの発電所であるかのように機能させることを指す言葉です。日本ではまだまだ馴染みがないですが、今後広まることは間違いないでしょう。

これまで大きな原子力発電所や火力発電所に依存していた発電を、一般家庭の太陽光から作ってそれをまとめるのが大きな主旨です。

災害にも強いまちづくりにもなるため、民間と行政が一緒になって取り組んでいきたい課題です。